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なぜその動画は最後まで見られるのか?視聴率維持を劇的に上げる「ザイガニック効果」とは?

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なぜその動画は最後まで見られるのか?視聴率維持を劇的に上げる「ザイガニック効果」とは?

視聴者の目を離さない心理学「ザイガニック効果」の活用術

「せっかく作ったPR動画、YouTubeのアナリティクスを見たら最初の10秒で半分以上の人が離脱していた…」そんな経験はありませんか?
映像が綺麗でも、構成がつまらなければ人はすぐに飽きてしまいます。実は、ヒットする動画の多くには「ザイガニック効果」という心理テクニックが使われています。本記事では、人間の「続きが気になる本能」を刺激し、視聴維持率を劇的に高めるプロの構成テクニックを解説します。

そもそも「ザイガニック効果」とは?

「ザイガニック効果とは:人は「完了したもの」よりも「未完了(途中)のもの」に対し、強い興味や記憶を持つという心理現象です。
旧ソビエトの心理学者ブルーマ・ツァイガルニクが提唱したことから名付けられました。
動画制作やブログ記事において、この効果は「視聴維持率(最後まで見てもらう力)」を高めるための最強の武器**になります。

身近なザイガニック効果の例;

  • テレビ番組の「続きはCMのあとで!」

  • ドラマのいいところで終わる「次回予告」

  • Web記事のタイトル「売上がアップした『たった1つの理由』とは?(答えをクリックさせる)」

結論: これを企業動画に応用することで、「広告なのに最後まで見てしまう」現象を作り出せます。

動画制作で使える!3つの「焦らし」テクニック

PineValleyが実践している具体的なノウハウをご紹介します。

アバンタイトルで使うザイガニック効果の例;本編で使用したインタビューコメントで「とても強いコメント」例えば「弊社はこのプロジェクトに生き残りをかけて・・・」など言葉の後半を聞きたくなる途中でぶった切り気になる感を残す、そうした気になるコメントを短く複数重ねたアバンタイトルを作り「つかみ」とします。

密着ドキュメント企画で、登場人物の一人の喜怒哀楽の表情を先に見せて「なぜこの人は泣いているのか?」「なぜこの人は怒っているのか」「なぜこの人は笑顔なのか?」気になる感を引っ張りつつ、その理由で後半を見ざるを得ない状況を作る。

商品PR動画で、その商品のハイライト機能(売りの特徴)を先に見せつつ、「この機能の秘密は・・」と気になる状況を盛り上げてフックとし、ハイライト機能を解説する事で記憶に残る。

その他の具体的な「焦らし」テクニック

1.冒頭5秒で「問い」を立てる(Q&A構成)

・解説: いきなり「弊社の商品〇〇は〜」と説明を始めない。
・具体例:NG例:「最新のドローン〇〇を紹介します」 OK例:「なぜ、このドローンは『墜落しない』と言われるのか?その秘密を検証します」(問いを立てる→答えを知るまで閉じられない)

2.情報を小出しにする「寸止め」編集

解説: 結論(一番見せたい映像や実績数値)をすぐに見せず、プロセスを見せる。
・テクニック:インタビュー動画などで、「実は一番大変だったのが……」という言葉のあとに、少しだけBGMを止める、
 または画面を黒くするなどの「間」を作ることで、視聴者の集中力を引き戻す。

3.視覚的に「未完了」を意識させる

解説: 人間の脳は「ゴールが見えているのに到達していない状態」を不快に感じます。
・テクニック1:「TOP5ランキング」形式にする(1位を見るまで終われない)。
・テクニック2:画面下にプログレスバー(進行状況)を表示し、「あと少しで動画が終わる」ことを可視化する。

 

注意!「釣り動画」にならないためのポイント

  • リスク提示: ザイガニック効果は強力ですが、乱用すると「釣り動画」「サムネ詐欺」と信頼を失います。

  • プロの視点: 重要なのは「引っ張ったあとに、期待以上の『答え(映像体験)』を提供すること」。

  • PineValleyのこだわり: テクニックで惹きつけつつ、映像美やストーリーで感動させる「信頼される動画作り」が重要です。

まとめ

「動画を作っても、最後まで見てもらえなければ商品の魅力は伝わりません。 PineValleyでは、単に映像を繋ぐだけでなく、
今回ご紹介したザイガニック効果のような心理学テクニックを構成(シナリオ)に組み込み、
『つい最後まで見てしまう動画』を制作しています。

  • 「動画の離脱率が高い」

  • 「最後まで見てもらえる採用動画を作りたい」

  • そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひPineValleyへご相談ください。貴社の強みを「見たくなる物語」に変換します。
    離脱率にお悩みの担当者様は、ぜひ一度、PineValley.jp までご相談ください。

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