なぜ、あなたの会社の動画は途中で離脱されてしまうのか?
多くの企業が「YouTubeやWebサイトにインタビュー動画を載せても、最後まで見てもらえない」
という悩みを抱えています。
綺麗に編集されているのに離脱される原因は、動画の画質やテロップではなく「ストーリーの設計(構成)」にあります。
昨年12月の当ブログでもご紹介しましたが、今回の記事では視聴維持率を劇的に高める心理学の法則「ザイガニック効果」を
最新の動画制作実例から紐解き、その具体的な活用法を解説します。
「続きはCMのあとで!」に、私たちがどうしても抗えない理由
再度、ザイガニック効果を分かりやすく解説すると、人間は「完了した事柄」よりも「未完成の事柄」や「途中で遮られた謎」
に対して、強い記憶や関心を抱くという心理現象の事です。
テレビ番組の「世紀の瞬間は…その前にCM!」や、漫画の「いいところで次回へ続く」という演出は、
すべてこのザイガニック効果を利用して視聴者を釘付けにしているのです。
これをWebのビジネス動画(インタビューや対談)にどう応用するかが視聴者を惹き付ける重要なポイントとなります。
絶望の告白から始まる、視聴者の脳をハックするストーリー設計
弊社PineValley.jpが最近、動画制作を担当した、アスリート式・戦う経営者図鑑「スペシャル対談」、
(株)アスリート式代表の長野憲次氏と同じくアスリート式の取締役で元女子プロボクサーで
実に3つの団体で世界の頂点を極め続けた多田悦子氏の対談(前後編)を実例として紹介します。
・アスリート式「戦う経営者図鑑、長野vs多田SP対談」前編
・アスリート式「戦う経営者図鑑、長野vs多田SP対談」後編
ツァイガルニク効果の発火点:
アスリート式・戦う経営者図鑑「スペシャル対談」では前編の冒頭で語られる、長野社長が「ジストニア(痙性斜頸)発症」という
衝撃的な告白を契機として、その後の葛藤と絶望のドラマが展開されます。
心理的メカニズム:
順風満帆な成功体験をただ並べるのではなく、あえて「人生最大の逆境」という未完了の謎、
(=この絶望からどうやって這い上がったのか?)を視聴者の心に残した状態を冒頭のつかみとします。
この設計により、視聴者の脳は「答えを知りたい」という欲求(ザイガニック効果)で満たされ、
その後の驚異的な視聴維持率から最後まで興味を持ってみてしまった、とても印象的で記憶に残ったという動画になりました。
今日からできる!離脱されない動画構成の作り方
ステップ①【あえて「未完成(課題)」から見せる】:
冒頭や前半で「現在の成功」だけでなく、あえて「かつて直面した業界の課題や社内の大ピンチ」などネガティブな「逆境」を
問題定義として提示します。
ステップ②【情報の小出し(焦らし)】:
一番の解決策や核心部分は動画の後半(または後編)に配置し、前半ではその「兆し」だけを見せます。
ステップ③【次のアクションへ繋げる疑問の提示】:
動画の終盤で「では、このノウハウを自社にどう活かすべきか?」という新たな問いを投げかけ、
概要欄のURL(問い合わせや詳細ページ)への行動を促します。
ロジックとエモーションが融合した動画制作は、プロに頼むべき理由
Web動画時代の視聴維持率は、心理学的な構成の有無で天と地ほどの差が出ることがあります。
単にカメラを回して喋ってもらうだけではザイガニック効果は生まれません。
撮影前の綿密なストーリー設計と、ベテランのディレクション力があって、はじめて機能する技術であり、
最後まで緊張感を持ってみてもらえる、視聴後も印象に残る動画となります。
「自社の採用動画やインタビュー動画の離脱率を改善したい」「構成からロジカルに組み立ててほしい」というあなた!
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